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2017
29Apr

脳波4

  • 脳波

脳波が≪高ベータ波≫状態であるとは

言い換えると、思考で頭がグルグルしてしまっている状態です。

 

どうしよう・・・・?

どうしたらよいのだろうか!?

どうすればいいのーーーー!????

 

という感じですね。

 

どうしたらいいのか?に必死にフォーカスしている割に

全然いい考えは浮かばない。

やって来るのはネガティブな感情ばかりです。

 

こういう時に、意図的に脳波を変えるのは、とても難しいです。

 

≪アルファ波≫誘導音楽を聴いてみても

≪シータ波≫になるために瞑想しようとしても

 

思考がぐるぐるしてしまって

目を閉じて落ち着いて座ってるなんて、とてもじゃないけどできない、という氣分です。

 

しかも、≪高ベータ波≫出現時の特徴として

自分のやっていることに自信も確信も持てないし

人の言うことには疑り深く、批判的になるし

いつもどこかに怒りが湧いているし

とにかく「こうしてはいられない」という気持ちだけが

自分の意思に反してどんどん湧き上がってくるので

 

それはそれは苦しいです。

 

安心の「あ」の字も出てこない。

 

あるのは「不安」と「不信」と

自分はこの先、どうなってしまうのだろう?という「心配」だけ。

 

 

でも、考えてみれば、当然なのです。

なぜかと言えば≪高ベータ波≫状態はイコール「サバイバル・モード」なのですから。

「非常事態」「生命危機」と感じてしまっている状態なのですから。

 

命が危ない、という時に

安心して目を閉じて、何も考えずに瞑想してみよう、とか

音楽を聴いて安らいだ気持ちになれ

というのは、土台無理な話です。

 

では、どうすればよいか?

 

私自身は、どうやってこの365日≪高ベータ波≫状態から

抜け出せたのか?

 

 

まず、感覚スイッチはOFF

潜在意識と繋がる道は完全通行止め状態なので

(もう、これは認める、受け容れるしかありません)

 

そこを感じよう、とか

繋がろう、とか

解放しよう、とかしても

急には難しいのだ、と「考え」ました。

 

その代り、私には得意なものがある。

とことん思考で、理論で、「左脳」的に理解することから始めてみよう

そう「考えた」のです。

 

思考がぐるぐると止まらないのであれば

その思考を味方につけてやれ!という

半ばヤケクソな感じさえありました。

 

それと同時に

身体と心を繋げるための練習としてヨガを習い→『ヨガ』

脳波を整えると言われている「瞑想」を習い→『瞑想』

これらをうまく出来ないながら毎日毎日実践しつつ

高橋先生のところにカウンセリングに行っては話し

自分で「考える」、理論的に「勉強する」、自分のことを「言語化する」

ということを続けたのです。

 

「右脳」を目覚めさせる努力はしながらも

とことん「左脳」方面へ突き進んだ訳です。

それしかできなかったから・・・・。

人間、できることしか、できないですから。

 

その結果、当時の私としては驚くべき事実を学びました。

それが腑に落ちたことで、一皮…いや、かなりの分厚い皮が

べろんと剥け落ちた感じがしました。

 

それは、苦しい、ツラい、イヤだ、避けたい、と思っていても

≪高ベータ波≫状態は『中毒』になる

という事実です。

 

だから、「意思」ではどうにもできなかったのだ、と悟りました。

この時点で、「自力」で頑張って解決しよう、という「意志」は無駄だ…と

「降伏」=サレンダーしました。

 

≪高ベータ波≫を示す状態において

脳内にはノルアドレナリンというホルモンが分泌されますが

その状態を長期的に繰り返すと、そのホルモンが分泌されていない状態を

脳は不自然と感じてしまうんです。

 

ノルアドレナリンは分泌されると

「怒り」と「不安」などを高める反応を引き起こします。

 

ノルアドレナリンが中毒性がある脳内物質かどうか

という問題とは別です。

 

人には恒常性というものが備わっています。

 

恒常性とは、一番慣れ親しんだ状態にあり続けようとする

ということです。

 

その人にとって、それがどれほど不快な状態であったとしても

最も長くその状態にあった、そこへそこへと

「生命」が戻ろうとするのです。

 

最も慣れ親しんだ脳の状態が≪高ベータ波≫であれば

「怒り」「怖れ」「哀しみ」「不安」「絶望」「攻撃」「心配」「イライラ」

などといった感情は、いつでも発動することになります。

 

これらの中毒性のある感情にどっぷり浸かって日々を送っていると

自分の身の回りに起こった出来事すべてを、これらの感情を通して

分析しようとします。

 

  • あの人がこう言ったのは、私をバカにしているからだ
  • こんなことが起こるのは、自分が何をやってもダメな運命だからだ
  • これは何か悪いことが起こる前兆に違いない
  • どうしてあの人はこう私の神経を逆なでするようなことしかしないのだろう?

・・・・・などなど

 

こんな思考の方法を続けていれば、一層「サバイバル・モード」は強化され

その結果、思考はますますサバイバル以外の要素をつぶしていきます。

 

この悪循環がエンドレスであることから

≪高ベータ波≫状態は中毒になる、と私は氣づいたのです。

 

アルコール中毒

ニコチン中毒

薬物中毒

ギャンブル中毒

 

いずれも、中毒からの復帰がどれほど難しいかは

よく知られている通りです。

 

自分の身体にとって、心にとって、生活にとって、人生にとって、命にとって

これを続けていてはいけないんだ、と解っていても

自ら「辞めたい!」と心から願っていても

どうにも抜け出せない・・・・

それが中毒というものです。

 

でも、中毒から脱出する人は、います。

 

中毒から脱する方法は、あります。

 

それには、まず

 

「自分は中毒なんだ」と認めることから始まります。

 

私の場合は、知って、認めた。

 

ここがスタートとなりました。

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